京都の町家で、朝を先に決める
一日の設計は夜からではなく、朝の光の入り方から始めます。町家に泊まる旅の組み立て方。
町家の旅を組むとき、私たちはまず朝を決めます。夕食から逆算する旅程は、たいてい朝が余りものになるからです。
光の入る時間を先に押さえる
坪庭に面した部屋は、季節によって光の入る時間が一時間近くずれます。七月なら五時半、十一月なら六時半。その差を知らずに朝食の時間を決めてしまうと、いちばん静かな一時間を寝て過ごすことになります。
- 到着日は、あえて予定を入れない
- 二日目の朝を旅のいちばん良い時間に置く
- 移動は昼過ぎ、光が固くなってから
朝が決まると、夜が決まる
朝六時に庭を見るのなら、前夜は九時に部屋へ戻る必要があります。そうすると夕食は七時。店の選択肢は自然に絞られ、迷う時間が消えます。
行程表とは、選択肢を増やす道具ではなく、減らす道具だと考えています。